|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 京 : [みやこ, きょう, けい] 【名詞】 1. capital 2. metropolis ・ 京成 : [けいせい] 【名詞】 1. train line Tokyo - Narita ・ 形 : [けい, かたち, ぎょう] 1. (suf) shape 2. form 3. type ・ 電車 : [でんしゃ] 【名詞】 1. electric train ・ 車 : [くるま] 【名詞】 1. car 2. vehicle 3. wheel ・ 初 : [はつ] 1. (n,adj-no,n-suf) first 2. new ・ 初代 : [しょだい] 【名詞】 1. first generation 2. founder ・ 代 : [よ, しろ] 【名詞】 1. world 2. society 3. age 4. generation
京成3000形電車(けいせい3000がたでんしゃ)は、1958年(昭和33年)に登場した京成電鉄の通勤形電車である。東京都交通局(都営地下鉄)浅草線と相互直通運転するために、京成電鉄で初の地下鉄乗り入れ対応車両となった。 本形式以降、旧3050形・3100形・3150形・3200形・3300形のデザインおよび設計はこの3000形をベースにするなど、後の京成電鉄の車両に大きな影響を与え、総じて「赤電」・「3000系」などと呼ばれるようになった。 1991年(平成3年)3月、3700形に置き換えられて旅客営業運転から離脱した。 == 概要 == 1958年5月に日本初の地下鉄乗り入れ対応車両として登場した。3001~3014の2両固定編成が7本、計14両が新製された。編成は全車2両ユニットの電動車 (M) で、奇数号車にパンタグラフ・電動発電機 (MG) ・電動空気圧縮機 (CP) が搭載され、MGは容量5.5kVAのCLG-319-Eを、CPは750形以降で使用されたA-2が採用された。車体は京成初の18m、車幅も60mm拡大され車体裾に小径のRがついた。片側3扉で扉は1200mm幅の片引き戸、前面は750形を基本に貫通幌を埋め込み式としたスマートな外観とし、扉間は戸袋部を含め1000mm幅の大型の窓が3箇所設置された。当初外観スタイルは「青電」塗装で登場し、窓回りや屋根回り以外は前照灯が白熱灯1灯であることなど750形と大差はなかった。 足回りは750形で実績のあるカルダン駆動方式を本格採用し、3001~3008は汽車製造製KS-114台車・TDカルダン・東洋電機製造製TDK810/2Dモーター、3009~3014は住友金属工業製FS-318台車・WNカルダン・三菱電機製MB3028Dモーターであり、両者とも問題なく混結が可能な構造とされた。 モーターの出力は75kWで、すべての台車に装着される。これは3200形3220号車まで継続された。起動加速度は3.5km/h/s、常用最大減速度は4km/h/sで歯車比は6.0と高加速性能に重点を置いていた(同時期に登場した京浜急行電鉄旧1000形が4.63、都営地下鉄5000形が6.35)。台車・駆動装置・モーターの製造会社を2通りの組合せで同数ずつ発注するという方法は750形からの承継で、以後1972年(昭和47年)製の3300形まで続いた。 室内はA-A基準による車体不燃化対策が施され、ベージュ色のアルミデコラによる化粧板、広幅貫通路・窓の保護棒に特徴が見られた。送風機として当時流行であったファンデリアが採用され、外観上屋根も二段構造とし、通風口を設けた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「京成3000形電車 (初代)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|